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【堺市 注文住宅 高性能住宅 お役立ちコラム】 パントリー Vol.17

2023.06.14 | コラム

 

パントリーって?

パントリーとはずばり、「キッチン近くに作る収納スペース」のこと!主に食品のストックや食器、さらにはいざというときの保存食の備蓄など、なんでもしまっておける便利な空間です。堺市で注文住宅を建てる際に、パントリーの設置を計画される方も増えてきています。今回はそんなパントリーに焦点を当て、その必要性や種類、注意点などをご紹介します。

 

 

1.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てる際に考えるパントリーの必要性

常温保存が可能な食料品、調味料、食器、日用品など、様々なものをストックしておけるパントリー。

キッチン近くの収納は憧れ!きっと便利!

・・・とも限らないのです。

ある程度広いスペースを必要とするため、不要な場合はキッチンを圧迫してしまうことになりかねません。

 

パントリーが必要かどうかは、ご家庭のライフスタイルから考えてみることがポイントです。

 

例えば、

・家族が多くて食器や日用品、まとめ買いした食料品のストックが多い

・来客が多く、キッチンの見えるところに荷物を置きたくない

というようなご家庭にはパントリー設置はおすすめですが、

 

・キッチンの使用頻度が少なく、物もあまり多くない

・食料品などのストックをあまりしない

というようなご家庭にはパントリーはなくても良いかもしれません。

 

 

2.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てる際に知っておくべきパントリーのメリット・デメリット

パントリーの設置を考えるにあたって、そのメリット・デメリットを把握しておくことももちろん大切です。

 

メリット

・たくさんストックできる収納力

・収納したものを探しやすい

・キッチン周りの整理整頓が楽

 

デメリット

・スペースを確保する必要がある→キッチンが狭くなってしまうかも・・・

・詰め込みすぎると管理がしにくくなる

・設置に費用がかかる

 

抜群の収納力が大きなメリットになりますが、ただ設置すれば良い、というものでもないのがメリットとデメリットを見ればわかります。ご家庭にパントリーが必要なのかそうでないかを考えるうえでも、メリット・デメリットの把握は必須であるといえます。

 

3.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てるときに知っておきたいパントリーの種類と特徴

パントリーの活用で重要なのがその種類・タイプです。主な3つのタイプとその特徴をご紹介します。

 

壁付けタイプ

 

パントリーの中で1番ベーシックなのが壁付けタイプ。

食器棚と一緒になった据え置きのものや、部屋の角を利用したものなど、壁付けタイプの中でも細かく分ければさまざまですが、一般的にはキッチンのすぐ近くにつくることが多く、料理中の動線も考えられたストレスの少ないタイプです。扉をつければ生活感も出すことなく、すっきりとした印象になります。扉ではなくロールカーテンなどで仕切るのもひとつの方法です

 

ウォークインタイプ

 

「ウォークイン」という言葉があると、大きなスペースが必要なイメージがありますが、階段下のデッドスペースやキッチン横に約半畳くらいのちょっとしたスペースがあれば十分な大きさのものをつくることも可能なのがウォークインタイプ。

 

 

ウォークインタイプでは棚を上、中、下と分けて、目線よりも高くなる上段には『賞味期限のないもの、軽いもの』、目の届きやすい中段には『賞味期限のあるもの、よく使うもの』、取り出す際にかがまないといけない下段には『箱買いした飲料水などの重いもの』、というように収納を考えるのがおすすめです。

 

・ウォークスルータイプ

 

シューズクロークやファミリークローゼットなどと一緒に設置し、玄関からパントリーとキッチンとをひと続きにするのがウォークスルータイプ。動線がひと続きであることによって、重たい荷物を運ぶ手間が省けストレスを減らすことが可能です。

 

 

4.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てるためのパントリーの配置、基本の計画

パントリーを設置すると決まれば、どこに、どんな広さの、どんなタイプのパントリーを作るのか、注意点も踏まえながら考えていきます。

 

パントリーを作る場所は、キッチンのすぐそばが基本になります。例えば、食器棚の横や冷蔵庫の横など。調理するキッチンと保管庫であるパントリーの行き来を繰り返すことを考えると、できるだけ近いほうが便利だからです。キッチンだけでなく洗面所と両方から出入りできるスペースに設置すれば、調理だけでなく洗濯との効率も上がります。

 

広さについては、大きなものを運び入れても十分な余裕のある広さ、棚を設置するスペースも確保しなくてはいけません。また、棚の奥行については、深ければ深いほどたくさん収納できますが、その分、奥のもの取り出しにくくなるというデメリットもあるので、何を収納するのかを考えることが必要です。

 

どう使うかが考えられておらず、宝の持ち腐れ状態になってしまわないためにも、『つくってからどう使うか』ではなく、『使い方をまず決める』ことが重要です。生活の動線や家事の動線を考えて、より便利に暮らせる場所、広さ、タイプを決めていきましょう。

 

5.まとめ

 

抜群の収納力でキッチン周りをすっきりさせてくれるパントリー。

うまく活用することができれば、家事や子育てで忙しいご家庭の心強い味方になってくれること間違いなし!ただし、必ずしもすべての方に必要であるとも限らない面もあります。

 

パントリーの設置については、メリット・デメリットを把握し、ご家庭のライフスタイルから、必要かそうでないかを考えるのがポイントです。設置するのであれば、後悔しないために動線や形などにも注意しなくてはいけません。

 

堺市で注文住宅を建てるうえで、家事がしやすくストレスの少ないパントリーをつくるためのご提案をさせていただきますので、設置を考える際はぜひご相談ください。


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