家づくりコラム・スタッフブログ

COLUMN&BLOG

【堺市 注文住宅 高性能住宅】 子ども部屋の考え方

2022.03.15 | コラム

【堺市 注文住宅 高性能住宅 お役立ちコラム】 子ども部屋の考え方 Vol.16
子ども部屋の考え方
 
新築の場合、家族構成に沿って部屋数や部屋割を考えることができるため「かわいい子ども部屋を用意してあげたい」と考える人もいるのではないでしょうか。しかし、意外と多いのが子ども部屋に関する失敗談です。そこで、子ども部屋の必要性や、どんな間取りや大きさがいいかを紹介します。
 
1.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てる際に考える必要性と将来の活用方法
子ども部屋についての考え方も多様化していて、なかにはあえて子ども部屋を作らないという選択をするご家族もいらっしゃいます。その理由は、お子さんが小さいうちはリビングで勉強をみてあげるため子ども部屋を使う機会が少なく、将来お子さんが巣立ったときには空き部屋になってしまうことが考えられるからです。
 一方で、子ども部屋はお子さんの居場所としての役割もあります。幼いうちは常に家族と一緒でも問題ありませんが、思春期になると1人の居場所がほしくなるものです。そのため、家に居場所がないと家の外に居場所を求めてしまう可能性もあります。「思春期には子ども部屋を用意してあげたいけど将来の使い道に困ってしまう」という場合は、子ども部屋として使うだけではなく、夫婦の趣味の部屋など違う用途でも使えるような部屋を用意しておくのもおすすめです。
 
2.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てるときに知っておきたい配置と基本の計画

「最近の傾向」

子供が小学生までは、帰宅したら子供部屋に直行するのではなく、ダイニングに行き、おやつを食べ、宿題などの勉強を行う場所として習慣づける親が増えています。これは、ダイニングでの親子のコミュニケーションを重要視する傾向があるからです。この場合大事なことは、ダイニングテーブルが机と兼用になる事やそこに導く動線が重要です。子供2人が本やノート、筆箱を置いて余裕があるよう少し大きめのテーブルを購入するようにしましょう。
また、ランドセルや本の収納スペースを設けると良いでしょう。ダイニング回りが雑多にならず便利です。子供用品専用の作り付け収納もあります。

「注意したい点」
玄関から子供部屋までの動線が非常に重要です。帰宅した子供に親が気付かず、2階の部屋に直行できないような間取りにする事が重要です。コミュニケーションを重視する動線にするには、リビング内に階段を設ける計画にしましょう。リビング階段ですと、自然に家族が触れ合えますので、普段と違うお子さんの様子の変化も見過ごす事がなくなりますし、会話も増えるでしょう。この間取りは、最近では多く見受けられる間取りです。リビング内階段や吹抜けは、冷暖房効率が心配になると思いますが、省エネ効果の高い高気密高断熱の家であれば問題ありません。
更に注意する点として子供部屋の個室の作りです。重要なのは、子供のお城のような広くて贅沢な作りは避けるべきです。快適過ぎる部屋を作ると、子供は自分の部屋から出てきません。むしろ、籠ってしまいがちになり、親子コミュニケーションが不足します。一日の内に顔を合わせるのは食事の時だけ!?こんな部屋を作ってしまうと、 子供の成長に悪い影響を与えますので注意して下さい。
3.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てる際に考える多種多様な内装材
内装材は多種多様であり非常に迷うところです。子供年齢や男の子、女の子で異なります。子供部屋に限りませんが、一般的に壁や天井は「ビニールクロスや紙クロス」「調湿効果の高い塗り物」「木材(羽目板)」などがあります。最も多いのは、ビニールクロスで仕上げです。防汚タイプや落書きしても拭ける物、一部の化学物質を吸着する物もあります。また、デザインも豊富で模様替えも容易にでき、安価である事から良く使われます。子供向けにデザインされたクロスも多く用意されています。壁全面に柄物を貼ると落ち着かなくなりますので、1面だけアクセント貼りで変えると、変化が出て良いと思います。模様替えが容易ですので、子供が小さい時期は、思いっきって遊んでもみても良いでしょう。

「注意したい点
カーテンやブラインドのデザインと色です。壁のクロスと同色系にする事もありますが、柄付きのデザインを入れるとか、少し濃い目の色を持ってきても良いと思います。カーテンは機能も充実しています。色柄だけでなく、遮光、遮熱、防汚タイプの物がありますので、部屋の条件に合わせて選択するようにしましょう。塗壁の特徴は調湿効果が期待できます。適度な湿度で室内環境は良くなると思います。模様替えの場合、再塗装するか新たに塗壁にする必要があり制限があります。選択は慎重にしましょう。
木材を使用した場合は、壁や天井の一部分に張ることをお勧めします。香りや視覚の効果から、一般的に落ち着く、安らぐと言われております。全面張りにすると、むしろ逆効果になりますので注意して下さい。
床について代表的な素材は、無垢材、突板材、シート張り、カーペット、クッションフロアーがあります。色柄も非常に多く迷うところです。子供部屋に使用する素材としては、掃除が楽な物を選択する事可能です。シートタイプのフローリングですとワックス掛けが不要で水拭きが可能になります。
その他、防音や遮音に効果のある床にしたい場合、下地に専用マットを敷き詰める事で音の軽減が期待できます。内装色は全体的に明るく仕上げた方が良いでしょう。床は濃色の物ではなく、明るい木地色にする方が増えているようです。注意として、置家具(机・ベット・本棚)等の色のコーディネートも忘れずに。
4.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てるために目安にする広さ
子供部屋を作るときに目安となる広さは、家の大きさにもよりますが、だいたい6畳ぐらいが一般的。お子さんが高校生や大学生まで実家で過ごすと仮定すれば、成長してから必要な家具や収納が問題なく入る広さを最低限確保するのがポイントです。6畳あれば、シングルベッドや勉強机、本棚、チェストなど基本的な家具を無理なく配置することができます。勉強机だけは、小さいうちはリビングルームに置くという考え方もあるようです。リビングルームに置くのであれば、いわゆる勉強机のデザインよりは、大人になっても長く使えるようなシンプルなものを選ぶのもポイントです。
小・中学生以上になると持ち物もぐんと増え、持っている服の量も増えていくものです。お子さんが小さい頃の持ち物で子供部屋の収納量を想定せず、将来的にもしっかり物が収納できるように、少し大き目のクローゼットなどを設けるようにしましょう。
 
5. 堺市で注文住宅、高性能住宅を建てた後、成長につれた部屋の使い方計画
2人、3人兄弟の場合、お子さんが小さい頃は個室にはせず、やや広めのスペースを確保しておくご家庭も多いですね。そして、お子さんの年齢に合わせて部屋を仕切り、最終的に個室にすることができます。子供は小さいころは男女の差別なく一緒に遊ぶことが多いでしょうが、年齢を重ねていくとそれぞれ別の部屋が必要になってくるでしょう。勉強するにしても集中して勉強したいという子供もいると思います。特にオンラインライブ授業の場合ですと、時間も決まっているのでその時間は集中して受講する必要があります。集中して勉強するような年齢になった時に個室としての子供部屋に変更できるように作っておくといいですね。このような方法は「スケルトン&インフィル」と呼ばれていて、「家と共に育つ」「家族と共に成長する」といったコンセプトで選ばれています。スケルトンは“骨組み”を意味し、インフィルは“内装”を意味します。
 
来場予約 資料請求 会員登録 電話で相談