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【堺市 注文住宅 高性能住宅】 システムキッチンとは Vol.14

2022.03.08 | コラム

【堺市 注文住宅 お役立ちコラム】システムキッチンの選び方 Vol.14
 
システムキッチンの選び方

日々の生活に欠かせないキッチン。料理は毎日のことなので、できるだけ効率的に作業したい、好きなものに囲まれた楽しく過ごしたい、とお考えの方もいるでしょう。実際、注文住宅、高性能住宅を建てる際に「キッチンにはこだわりたい」と考えている方はとても多くいらっしゃいます。キッチンには「カウンターキッチン」「独立型キッチン」「壁付けキッチン」などいくつか種類があります。特に人気があるのが対面キッチンです。

1.堺市で注文住宅を建てるために知っておくべきキッチンの種類と特徴
キッチンは大きく分けて「対面キッチン(オープンキッチン)」と「壁付キッチン(クローズキッチン)」があります。最近のシステムキッチンの流行は、「対面キッチン」です。
新築やリフォームのほとんどの方がこの対面キッチンを選ばれます。

【対面キッチン】
キッチンで作業しているときに、ダイニングやリビングを見渡せるような作りで開放感があり、他の人とのコミュニケーションがとりやすいのが特徴です。
キッチンで料理や洗い物をしている間も、テレビを見たりお子様やご家族の様子を見ながら作業出来る為、目を離している間に子どもが危ないことをしていないかといった不安が軽減されます。
 
種類は大きく5つに分けられます。
「アイランドキッチン」「ペニンシュラキッチン」「セパレート型キッチン」「I型キッチン」「L型キッチン」

「アイランドキッチン」はキッチンと壁が接する部分がなく、島のようにあるキッチンのこと。オープンキッチンという名で表す代表的なキッチンです。 
とても開放感があり、人とコミュニケーションをとるのには最も適しているでしょう。
キッチンの周りを動きやすく、ダイニングテーブルへ料理を運ぶ時など短距離で移動することが出来ます。
ただ、アイランドキッチンを設置する際にはかなり広いスペースが必要となるため、LDKが広いことが条件に。
そして手元が丸見えとなりますので、キッチンの上を常に綺麗にしておかないと生活感が丸出しになってアイランドキッチンの良さが軽減してしまいます。
とてもお洒落なアイランドキッチンですが、いつも綺麗に保てるかというところがポイントですね。
 
アイランドキッチンに似ていますが、アイランドキッチンの左右どちらかが壁にくっついている対面キッチンのことを「ペニンシュラキッチン」と呼びます。
”オープンキッチン”と言うとアイランドキッチンが思い浮かぶ人も多いかと思いますが、実際はペニンシュラキッチンを使う方が多いようです。コンロを壁側に設置することが出来るので、選べる換気扇の種類が多く、ニオイ拡散の軽減にもなります。
ただ、アイランドキッチンのようにキッチンの周りをくるくる回ったりすることが出来ず、開放感はいくぶん落ちてしまいます。ペニンシュラキッチンはバリエーションが豊富でアイランドキッチンより価格が抑えられるのでお洒落で存在感のあるキッチンを作りたい方にはオススメです。
 

「セパレート型キッチン」はシンクとコンロを別々に分けたキッチンです。
その形からⅡキッチンとも呼ばれることもあり、対面キッチンと壁付キッチンのメリットを合わせ持ったキッチンです。シンクとコンロが分かれている為、複数人で料理しやすいですし、広い作業スペースを確保することが出来ます。
 

「I型キッチン」とはコンロからシンクまでが横一直線に並んでいるキッチンのことです。一般的な住宅で1番よく使われている対面キッチンがこの形。
 

「Ⅼ型キッチン」とはその名の通りキッチンをL字型に曲げ、シンクとコンロ部分が直角に配置されたキッチンのことです。L型キッチンはI型キッチンよりも大きいので、存在感があり作業スペースがとりやすいキッチンです。L字型になっているので移動が楽なのが特徴で、広いスペースで効率的に料理をしたい方にとてもオススメです。
 
 
【壁付けキッチン】

対面キッチンとは逆でコミュニケーションはとりづらくなるものの、キッチンが散らかっていてもある程度隠しやすく、クッキングスペースをコンパクトにまとめることが出来ます。
料理に集中しやすいことから、料理が好きな方は壁付キッチンを好む方も多いようです。
 
2.堺市で注文住宅を建てる人が知っておくべき対面キッチンのメリット

家族やゲストと会話しながら家事ができる
一般的な壁付けキッチンの場合は、リビングやダイニングにいる家族や友人とコミュニケーションが取りづらく、一人で孤立して作業することが多いと思われます。一方で、対面キッチンは正面に壁などがないオープンな間取りなので、家族やゲストと会話しながら家事をすることができます。

食事の配膳や後片付けがしやすい
カウンタースペースがある場合、作った食事を配膳しやすいことも特徴です。料理した人が食事をカウンターに置き、その他の人が食事を運ぶといった形で、家族みんなで食事の準備ができます。また、食後は食器を片付けやすいメリットもあります。

開放感のあるキッチン空間になる
対面キッチンにリフォームすることで、開放感あふれるキッチンに生まれ変わります。なるべく開放的な空間にしたいとお考えの方は、アイランドキッチンのレイアウトを選択してみてください。ただし、アイランドキッチンを設置するにはある程度のスペースが必要です。そのため、間取りの制限を受けずに開放感を出したい方は、ペニンシュラキッチンを選ぶと良いでしょう。
 
3.堺市で注文住宅を建てる際により空間をおしゃれにするオーダーキッチン

オーダーキッチンとはその名の通り、お客様のご要望や使い方、住まい方に合わせて専用に制作するオーダーメイドのキッチンのこと。作業台の高さや素材、色合いなどのデザイン面、収納や食洗機、シンクの位置やサイズなどの機能面すべてにお客様のご要望を落とし込むことができます。
オーダーキッチンの最大の魅力はインテリアや家事スペースに合わせたお客様専用のデザインです。間取りの中で最も効率のいい導線を確保しつつ、最大限の収納と作業スペースを作り出します。また、ウッド、スチール、ストーン、タイルなどの表層の素材も想いのまま。インテリアにスッキリと馴染むデザインもよし。思い切ってインテリアの主役になるデザインもまた良しです。

4.堺市で注文住宅を建てるために検討したいデメリットに対する対策
対面型キッチンのデメリットとして、ダイニングやリビングから調理中のカウンターが丸見えになってしまうことが挙げられます。これは、作業台の「天板がフルフラットタイプ(目隠しのないタイプ)」の対面型キッチンでよくある悩みです。
おしゃれな見た目からフルフラットタイプにしたけど、実際に使っていると「調理台の上が物で溢れかえってしまい、来客の度に物を移動させて隠している」 「調理中に子どもがダイニングテーブルで宿題をしているときの、テーブル側への水や油はねが気になる」という不満点を挙げる人もいます。
それぞれの生活スタイルによっても対面型が合う合わないはありますが、対面型キッチンは他の部屋とのつながりが強いため、フロア全体に雑然とした印象を与えてしまわないよう、普段の清掃や整理整頓の計画、収納の工夫などが大切になります。
 
ニオイや煙の広がり対策

対面型キッチンでもう一つ気を付けたいのは、コンロからのニオイや煙の広がりをどう防ぐかということ。 特にアイランドタイプの対面型キッチンは、コンロが壁に付いていないため、換気扇を回してもどうしてもニオイや煙が部屋に広がりやすくなります。
そのため、快適に住まうためには高性能な換気システムが必要です。アイランドタイプ用の、コンロの真上に換気扇を配置するための吊り下げタイプの換気扇は一般的な換気扇よりもコストが高い点も理解しておきましょう。
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