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【堺市 注文住宅 高性能住宅】 平屋とは Vol.13

2022.03.01 | コラム

【堺市 注文住宅 高性能住宅 お役立ちコラム】 平屋とは? Vol.13
平屋とは
平屋と聞くと、昔ながらの日本の家というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、最近の平屋はとってもおしゃれで個性的。若者や子育てファミリーからも人気が集まっています。しかし、「1階部分しかない平屋だと、具体的にどんな間取りにすればいいかわからない」と悩んでいる人も多いようです。そこで平屋を考えるときに絶対に外せない特徴や、二階建てとどう違うのかを分かりやすくご紹介いたします。

1.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てるために知っておくべき平屋の特徴
平屋とは「1階建ての家」のことです。すべての空間がワンフロアに収まり、上下移動の必要がありません。注文住宅、高性能住宅でも2階建ての家と比べると柔軟なつくりにすることが可能で、コの字型やロの字型にして庭をつくるケースも多いのが特徴です。
 
2.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てる際に考える平屋のメリット
マンションと同様、すべての部屋がワンフロアに集約されているのが平屋の最大の特長。そのため上階への移動の必要がなく、小さなお子さんや高齢者にも優しいバリアフリーな設計となっています。

ワンフロアでバリアフリーな空間を実現
マンションと同様、すべての部屋がワンフロアに集約されているのが平屋の最大の特長。そのため上階への移動の必要がなく、小さなお子さんや高齢者にも優しいバリアフリーな設計となっています。

効率の良い生活動線をつくることができる
上下移動の必要がない平屋では、効率良く負担が少ない生活動線をつくることができます。買い物の荷物を上階に運ぶ必要も、洗濯を干すために上階のベランダへ行く必要もありません。

家族のコミュニケーションが増える
同じフロアで暮らしているため、自然と家族同士のコミュニケーションの機会が増えます。声をかければすぐに気づける距離感は、家族全員の安心感にもつながるはずです。

屋根形状に合わせて天井を高くして開放感を持たせることができる
上階がないため部屋の天井を屋根の形状に合わせて高くつくることができ、家全体に開放感を持たせることができます。縦空間の広がりを利用してロフトを設置したり、大きな照明器具を取りつけることも可能です。

自然を感じながら暮らすことができる
2階がない分、設計の自由度が高く、家の形をコの字型やロの字型にして庭を囲むように生活することもできます。また、リビングから地続きのウッドデッキスペースを設けるなど、屋外と屋内につながりを持たせた間取りも人気です。

ペットを飼っている人にもぴったり
犬や猫などのペットを飼っている方にもワンフロアのメリットは大きく、段差の少ない平屋はペットにとっても暮らしやすい環境です。庭へとつながる小窓を設置し、ペットが自由に行き来できるようにしている家もあります。

ライフステージの変化にも対応しやすい
家の2階部分を子ども部屋にしていたけれど、子どもが巣立った後は物置状態に……というのは、よく聞く話ですが、すべての部屋がワンフロアに集まっている平屋は、将来、足腰に不安が出てきても、上下階の移動がないので、空き部屋を有効的かつ安全に活用することができます。

修繕費用を抑えることができる
1階部分しかない平屋は、2階建てや3階建てに比べて高所の修繕作業がないため、修繕費用を安く抑えることができます。修繕の度合いや使う材料、広さなどによって差はあるものの、30年という長期のスパンで見ると数十万円のコストカットを見込める場合もあります。

自然災害に強い
地震や台風によるダメージは高くなればなるほど揺れやすく、平屋は災害による影響を受けにくいと言われています。もともと自然災害が多発する日本に適した家のつくりとして古くからあったもの、と言えるでしょう。

大きな屋根を利用して太陽光発電ができる
平屋の特長の1つである大きな屋根を利用して、太陽光発電システムを搭載する人も増えています。省エネにもなるし、つくった電気を売って収入も得ることも可能です。高さがないため、設置やメンテナンスがしやすいことも利点です。
 
3.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てる際に考える平屋のデメリット十分な敷地が必要
住宅を建てる際には、用途地域によって敷地に対する建ぺい率や容積率が定められており、その範囲内の大きさでしか建物を建てることができません。平屋は2階がない分、ほしい広さを確保するには十分な敷地が必要になります。

十分な敷地が必要
住宅を建てる際には、用途地域によって敷地に対する建ぺい率や容積率が定められており、その範囲内の大きさでしか建物を建てることができません。平屋は2階がない分、ほしい広さを確保するには十分な敷地が必要になります。

坪単価が高くなりやすい
2階建ての一軒家と比べると基礎部分や屋根の面積が広い平屋は、坪あたりの工事費や材料費、いわゆる坪単価が高くなる傾向にあります。しかし、平屋では階段室や廊下のスペースが必要なく、延べ床面積を抑えることができるので、建築工事費で比較すると2階建てよりも安くなるケースが多くあります。

日当たりが悪くなることも
中央に配置されている部屋に日光を取り入れるのが難しく、光の取り入れ方は平屋造りの課題でもあります。また、周辺が2階建ての住宅に囲まれているエリアだと、1階建ての平屋は、どうしても採光を確保するのが難しくなります。
 

4.堺市で注文住宅、高性能住宅を建てる際に平屋と二階建てを決めるときのポイント
平屋は人気が高いですが、都市部では広い敷地を見つけることは難しく、価格も高くなってしまいます。そのため一般的なのは二階建てであり、住宅購入者の4人に3人が二階建てを選択しています。延べ面積に対して建築費や税金が割高だという見方もありますが、自分が実現したいライフスタイルを叶えられる家はどんな家か、デザインや予算の面からも検討しましょう。

・予算
平屋:2階建てと同じ延床面積を確保しようとすると、土地代、基礎工事、屋根の費用がかさみ割高になる場合も。
二階建て:坪単単価では割安になっても、工事の総工費自体は2階建てのほうが大きくなります。
・生活導線
 平屋:ワンフロアに水回りの設備があるためシンプルな導線となり家事も楽々です。
二階建て:年齢を経てからの階段を挟んで行き来は大変です。
・家族構成
平屋:家族のコミュニケーションのある生活空間。お年寄り、子どもに優しいフラットな家に。
二階建て:2世帯でもプライバシーを確保した生活空間です。
・土地の広さ
平屋:2階建てと同等の延床面積を確保するには広い土地が必要です。
二階建て:限られた敷地でも、二階建て、三階建てにすることで延床面積を確保できます。
 
5. 堺市で注文住宅、高性能住宅を建てる際にワンランクおしゃれな平屋にするポイント

ウッドデッキを設けて庭と室内につながりをもたせる
リビングから地続きのウッドデッキをつくって、家族だんらんのスペースに。天気の良い休日はアウトドアを楽しんだり、ペットと一緒に日光浴をしたり、使い方はさまざまです。

こだわりの屋根や外壁でワンランク上の平屋に
屋根を一方向に流れる片流れ屋根にしてみたり、外壁の一部に木材を使用してみたり、外観にモダンな要素を取り入れることはおしゃれな平屋に仕上げる重要なポイントです。

中庭や天窓から光を取り入れる
家の中央に中庭を設けたり、高い天井に天窓をつくることで、デメリットとしていた採光の難しさをクリア。家全体に光が行き届き、明るい雰囲気になるとそれだけでオシャレ度がアップします。

勾配天井を取り入れ開放感のある空間演出
2階がない分、天井の設計に自由が利くのもポイントです。勾配天井で上の空間に広がりを持たせ、コンパクトな平屋でも圧迫感をなくし、開放的な空間にできる

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